目的や目標に沿った投資が大事

・よくありがちな失敗は、株の選定ばかりに目がいってしまうこと

 

僕が「敗者のルール」という本を読んだ際に最も心にの残った一文です。

 

この株なら上がるだろう!!
この株は期待できないだろう…

 

このような努力は効果が低く、目的な目標を定めることの方が投資成績を上げる際にははるかにコスパがいいことなんです。

 

僕も復習がてらやり方を書いていきます。

 

 

1、運用の目的の確認

 

自分のリスク許容度を考えて、それに沿った資産配分を守ることが投資において重要な要素の80%以上を占めるらしいです。

 

要するに、投資で一番重要な部分と言う事です。

 

 

2、資産配分を決める

 

資産配分は、現金を何%、債権を何%、株を何%という比率のこと

 

リスクとリターンを考えて、長期で運用できるようリスクを取ることが重要です。

 

 

3、資産の比率(ポートフォリオ)の設定

 

国内何%、海外何%

 

成長株何%、高配当株何%、割安株何%

 

インデックス投資何%、個別株何%

 

2で決めた配分の中で、さらに資産の配分を決めます。

 

配分を決めておけば上がる資産もあれば下がる資産もあります。

 

1年に1、2回ほど配分を見て、バランスがずれてきたら売買を行ってバランスを整える(リバランス)すればリスクを下げ、大きなリターンも狙えるようになります。

 

ただし、これは広く分散された投資信託の話であって、個別株では通用しない事です。

 

なので「敗者のルール」内では、とにかくインデックスファンドの積立投資を推奨しています。

 

<関連>インデックス投資で時間と銘柄を分散させる

 

 

4、個別株の選定

 

ここまで考えて初めて、個別株を選びます。

 

でも、ほとんどの個人投資家は個別株の選定ばかりに目がいきがちらしいです。

 

資産運用において個別株の選定は10%程度しか運用成績に関連しないんです。

 

 

ちなみに今回は、ここの話は無しです。

 

今回は1~3を深堀りしていきます。

1、投資の目的(ゴール)を決める

最初に行うことが、投資の目的(ゴール)を決めることです。

 

突然ですが、こんなケースで悩んでいる人がいた場合、皆さんはどんなアドバイスをしますか??

 

 

 

 

・15年後に500万円必要で、毎年50万円無理なく貯金できており、今後もできると思われる。
この場合、どんな投資が最適解でしょうか??

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<結論>貯金(株や債券での投資は不要)

 

<解説>リスクの無い(極めて低い)貯金で無理なく達成できるので、リスクのある投資は不要

 

上記の質問の肝は「15年後に500万円必要」ということを知っているということです。

 

では、あなたはなぜ資産運用をしますか??

 

●とにかく資産を増やしたい
●儲けたい

 

こんな感じの漠然とした理由だったら、一度投資をすることを待ってみましょう。

 

 

なぜなら、投資にはリスクがありリターンが高い投資はリスクも高いからです。

 

ゴールを設定しておかないと、適切なリスクを取ることができませんし、そもそも間違った投資を行ってします可能性もあります。

 

 

例えは失敗例を挙げるとこんな感じ。

 

●月々のキャッシュを増やしたいのに配当がでない成長株投資
●短期で20%の結果をだしたいのに長期分散が原則となるインデックス投資
●資産の最大化を目指すのに値上がりが期待しづらい高配当株投資

 

「今が買いだ」と思って目的以外の銘柄に飛びつくということ、結構あるあるです。

 

ひとつだけ見たら結果オーライでいいタイミングで買えていたとしても、繰り返し行うと必ず痛い目を見ます。
(自分への戒めです…)

 

 

例えは、以下のような例は良い買い方です。

 

○年間の収入を5年後までに3万円増やしたいから、増配が期待できる連続増配株を買う
○貯金だけを増やすのはインフラリスクに弱いので、今は月5万円貯金してるがそのうち2万円はインデックス投資に回す
○株価の値上がりを期待して、無配の成長株を買う
○銘柄選びに時間をかけたくないけど配当が欲しいから、配当銘柄を集めた上場投資信託(ETF)を買う

 

 

一例として、僕は子供の教育資金の一部をインデックス投資で積み立てています。

 

月4万円の貯金を15年間継続して行うのは心理的にちょっと苦です。
しかし、インデックス投資と貯金等を組み合わせることによって以下のようになり心理的に苦ではなくなりました。

 

・3万3000円の積立投資
・終わったら積立てなくて良い(悲観的に見ても、12年と5か月程度で終わる)

 

>>インデックス投資の出口戦略の一例

 

 

もうひとつ、僕の目標(ゴール)は 副収入>支出 です。

 

副収入を増やすには投資から得る配当金はどうしても必要だと思っているので、投資をしています。

 

 

ちなみに、株式投資の原則は「長期、分散、積立」です。

 

「長期」とは、少なくとも10年は見るべきであり、投資戦略の根幹としては「インデックス投資」を置くことが最もいい方法だと個人的には思っています。

2、資産配分を決める(アセットアロケーション)

自分のリスク許容度を決め、資産の比率を決めます。

 

例えは現金40%、債権30%、株30%などの配分のことです。

 

20代独身でサラリーマンの人と、50代子供二人、自営業では人生においてリスクの許容度は違いますよね。

 

そして、この比率は正解が人それぞれであり、個人の考え、価値観などを含めて自分で決めなければいけません。

 

 

 

 

一般的には、現金比率=年齢%が目安です。

 

 

ちなみに、リスク許容度が高い人のキーワードは、

 

若い、独身、安定した高収入 などです。

 

そういう人は、現金10%、株90%でもオッケーです。

 

まぁ、本当に人それぞれといったところですね。

 

 

 

では現金、債権、株の3つを考えます。一般的にリスクとリターンは以下の通りです。

 

リスク:現金>債権>株

 

リターン:現金<債権<株

 

ただ最近では、ネットバンクと証券会社の口座をリンクさせることで金利が債権よりも高くできるので一概に正しいとは言えませんが、今回はこの3つを簡単に解説していきます。

 

 

1つ目の現金ですが、これは説明不要ですね。

 

ここでは円とドルなどが挙げられます。

 

ただ、銀行に預けたとして資産は増えないです。

 

今の金利はメガバンクだと大体0.001%です。

 

僕はネットバンクを利用しており、楽天銀行とSBIネット銀行を利用しています。

 

楽天銀行は0.02%で、SBIネット銀行はメガバンクと変わらす0.001%/年てす。

 

再度書きますが、一般的に、現金比率=年齢%が目安です。

 

 

2つ目が債権ですが、これは各国の国債や企業が発行する社債のことです。

 

現金と違い、債権には様々なリスクがあり、特に社債や他国の国債は信用リスク、為替リスクなど様々なリスクがあります。

 

「敗者のルール」を読むと、「3年後には必ず必要だが、今は必要ないというお金を債券で運用する」というニュアンスの事が書いてありました。

 

つまり、金額が減るリスクは取れないけど数年は余るお金の運用向けです。

 

期限前に償還(解約)さえしなければ、一般的には現金で持っておくよりもお金が残ります。

 

なので、以下のような場合は債権に配分します。

 

例)子供が3年後、幼稚園に入学する
  5年後に家の修繕をする予定
  5年後を目途に家電を一新する

 

償還リスクが取れないという事は、実質このカテゴリーに分類出来るのが「日本の国債」です。

 

他にも探せば良い銘柄があるかもしれませんが、今回は日本の国債のことで話を進めます。

 

 

日本の個人向け国債は3年固定、5年固定、10年変動とあり、金利は税引き前0.05%/年は保障されています。

 

マイナス金利の世の中ですので、現在は実質0.05%/年と考えていいですが、銀行預金よりは高いリターンを得ることができます。

 

メガバンクと比べたら、金利倍率は一応50倍になりますね
0.001%の50倍ということですけど(笑)

 

ただし、債権は預けると期間が来るまでに現金化するともらえるお金が減ってしまいます。

 

なので、数年後に必ず使う予定があるけどお金が余っていて、リスクのある株には投資できないといったお金を運用することに適しています。

 

他にも、株と同じように買える債権の投資信託があり、値動きが少なくて利回りが2%~4%くらいを期待できるものもありますし、外国の債権には年数10%のものもあります。

 

僕も初めは、外国の債権が魅力的に見えました。

 

例えばトルコやオーストラリア、南アフリカなどですが、これは為替のリスクで資産が目減りする可能性があります。
※円と比べて相対的に価値が下がると、円ベースで考えると目減りするということです

 

もちろん、目減りするリスクも想定に入れて外国の債権を買うということは資産運用でも有りな考え方ですが、僕はリスクとリターンを考えると株の方がオススメです。

 

あくまで債券は、数年後の出口の決まった出費に対して利用するものです。

 

 

※貯金で債権よりも高いリターンを出す方法※

 

債権は現在、0.05%/年の金利ですが、ネットバンクの活用方法によっては、預金で金利を0.1%/年まであげる方法があります。

 

それは、ネットバンクと証券会社の口座を結びつけることです。

 

結びつける組み合わせは以下の二通りです。

 

楽天銀行-楽天証券
SBIネット銀行-SBI証券

 

詳しいやり方は別のページにまとめます。

 

なので今は、債権を利用するよりもネットバンク口座を利用する方が金利も高く期限前償還リスクもないので、金利0.1%の貯金を利用した方がいいです。

 

 

3つめが株です。

 

株は日々価格が上がったり下がったりしますが、歴史的に見ると一番価値が上がっている資産で長期的(15年以上)に見れば最も比率を高めておきたい資産です。

 

株のキーワードは長期と分散です。

 

長期での資産形成を考える上では、10年くらいのスパンで考えれば資産が目減りする可能性はほとんどありませんが、1日で月収のお金が増えたり減ったりは当たり前に起こるようになります。

 

この時に動揺して狼狽売りなどをしない為に、自分の資産配分が重要になってきます。

 

日々の値動きに耐えられないなら現金や債券の比率を上げるべきですし、長期にわたって上がるんだから20%の下落程度ではびくともしないと考えられるなら、株の比率を上げてもいいという判断ができるようになります。

 

 

前提として、長期で持っていれば株が一番資産を増やす資産です。

 

15年以上積み立ることさえできれば、市場平均の成績で5%~8%は資産が増えます。

 

なるべく株に比重を置きたいけど、生活最低限は(この比率や金額が人によって異なる)、現金で保有しておくというスタンスがベストです。

 

現金比率の詳しい決め方は、下記の記事を参考に決めてみることがオススメです。

 

<関連>現金や株の比率(アセットアロケーション)の目安を知る

3、資産の構成比率を決める(ポートフォリオ)

1で資産全体の比率を決めたので、次は資産内の比率を決めます。

 

資産の比率は以下のようなものです。

 

国内何%、海外何%

 

成長株何%、高配当株何%、割安株何%

 

インデックス投資何%、個別株何%

 

この配分をあらかじめ決めてしまい、バランスが悪くなったら配分を調整(リバランス)を行います。

 

 

例えば、以下のように資産配分を決めたとします。

 

国内株(高配当株):20%
国内株(成長株):20%
米国株(成長株):20%
米内株(インデックス投資):20%
新興国株(インデック投資):20%

 

この比率を基に株を購入して積み立てて購入しても株価は値が動くので、一年後にはバランスが偏ります。
例えばこんな感じになったとします。

 

国内株(高配当株):20%     →30%
国内株(成長株):20%       →15%
米国株(成長株):20%       →23%
米内株(インデックス投資):20%  →22%
新興国株(インデック投資):20% →10%

 

±何%かは誤差とするかは人それぞれですが、5%くらいは一般的に誤差の範囲らしいです。

 

上の場合、以下のような方法で資産の割合をリバランスします。

 

・国内株(高配当株)を一部売う

 

・新興国株(インデック投資)を買う

 

・もしくは上記2つを両方行う

 

資産を構築している期間では、高くなった資産を一部売るよりも安くなっている資産を多めに購入したり追加で購入する方が簡単で戦略に合っているかなと感じています。

4、個別株の選定

1~3を経て、ここで初めてどんな株を買うかを決めます(投資信託含む)

 

会社の業績やチャートを見て、個々人で判断して購入して見てください。

 

僕の場合は、個別株の選定方法||個人的な今後の基本戦略①という記事内に、どんな株を買うかの指針を決めたのでよかったら参考にしてみてください。

 

最初に書いてますが、この部分は資産運用において10%程度しか運用成績に関連しないそうなので、素人にはあまり重要な部分ではないんです。

まとめ

個別銘柄選びよりも、自身の投資目的、リスク許容度を理解したうえで投資することが最も重要です。

 

 

1、投資の目的を決める
具体的な出口を考えて投資をする
ちなみに、株式の基本は「長期、分散、積立」で、基本線としてインデックス投資が個人的にはオススメです。
<関連>インデックス投資で時間と銘柄を分散させる

 

 

2、資産配分を決める
自分のリスク許容度を理解したうえで、株、債権、現金等の比率を決める
<関連>現金や株の比率(アセットアロケーション)の目安を知る

 

 

3、資産の構成比率を決める(ポートフォリオ)
比率を決めて、リバランスを年に1~2回程度は行う

 

 

4、個別株の選定
バランスを見て、必要があれば個別株を選定する
<関連>個別株の選定方法||個人的な今後の基本戦略①

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