今後必ず起きるであろう暴落
最近友人と、恒大集団のデフォルト問題について話しました。
その際、2時間程度考えた僕の意見が非常に好評でしたのでシェアしようと思います。
今回考えた事は中国恒大(エバーグランデ)の問題だけでなく、今後必ず起きるであろう暴落に対する心構えと対策になります。
内容をまとめると以下のような感じです。
1.デフォルト問題はどっちに転ぶかはわからん
2.直近の暴落について
3.具体的対策を4選
このような流れで書いていきます。
1.デフォルト問題はどっちに転ぶかはわからん
素人の僕が、恒大がどう転ぶかわかりません。
ただ、債務の大きさ、中国政治の規制(共同富裕という考え方)を考慮すると、デフォルトの可能性は全然あります。
数字的には、国が助けないと助からないレベルだと感じています。
※現状では、国はなるべく金を出したくないという思惑を感じています。中国の理想は資本主義ではなく社会主義だというのが垣間見えますね!!
一方、日米の中央銀行のドンは楽観的です。
・日銀の黒田総裁
「恒大集団と中国不動産業の問題として捉え、現時点で国際金融市場全体の問題になるとは考えていない」
・FRBのパウエル議長
「中国特有の問題であり、米国企業への影響は限定的だ」
ということで、過度の対策は不要だが、対策はしといた方がいいというのが基本線です。
2.直近の暴落について
しかし、デフォルトが起きる可能性も否定できません。
そうなった場合、おそらく全世界の株価は暴落するでしょう。
ではどの程度暴落するのでしょうか??
先程紹介したように、「影響は限定的」という意見もあれば、第2のリーマンショックと言っている人もいます。
・ある程度の暴落はするが、最大でリーマンショック級
これが、マーさんの見解です!
ということで、直近の暴落を調べました。
ざっくりとした数字ですが、参考にはなると思います。
数字は全世界の株式指数です。
調べたのは以下3点です。
株価が戻るまでの期間
暴落が始まってから底までの期間
最大暴落率
2008年 リーマンショック 1年 半年 50%
2015年 チャイナ・ショック 1年 半年 30%
2020年 コロナショック 半年 2ヶ月 35%
全世界株指数でこの程度の動きをしていました。
もし恒大集団のデフォルトが起きたとしたら、全世界株指数でも20%くらいは下がるかもしれませんが、さすがに60%までは下がらないと思われます。
これらを踏まえ、マーさんが考えた具体的な対策は以下の4点です。
・資産比率の調整
・インデックス投信(アメリカ株式や全世界株式)の積立は継続
・インデックス投信(新興国)は積立額などを調整
・個別株のアイディアを考えておく
・気持ち的な対策
3:資産比率の調整
鉄板の対策として、資産比率を今のうちに整えておくのがいいです。
恒大問題以外にも、アメリカのテーパリングや利上げなど、今はなかなか難しい相場です。
何が起きてもいいように、資産比率の調整を今のうちに行っておきましょう。
「今後の情勢が不安なのでしばらくは現金比率を上げておく」というのもいい対策だと思いますよ。
以下の範囲に収まるようにすることが一般的です。
A:主に高いパフォーマンスを期待するもの
株、社債、通貨、不動産
資産比率は40%~60%
B:主にポートフォリオの値動きを安定させるもの
国債、現金
資産比率は20%~40%
C:AやBとは異なる値動きをし、全体のパフォーマンスを高め、安定させる目的のもの
コモディティ、ビットコイン、その他
資産比率は20%~30%
4:インデックス投信の積立は継続
全世界株式のインデックス投信の積立は、長い目で見て経済は成長する方に賭けて、平均5〜7%程度の値上がりを期待する方法です。
なので、全世界やアメリカのインデックス投信の積立は継続が正解と考えます。
これらの指数は、長期的に見れば経済の成長と共に株価は上がり続けています。
「影響は限定的」という意見に耳を傾ければ、長期的に見ればたまにやってくる誤差レベルの下げです。
積立を続けることは不安かもしれませんが、リーマンショック時に話を戻すとアメリカの経済や全世界の経済が本当に死ぬという危機感がありましたが、全世界株指数は1年で元の値に戻っています。
また、デフォルトは起こらず、全く影響無しの可能性もあります。
そうなると積立てなかった期間がもったいないです。
最悪の場合でも、一年程度あれば全世界株の指数は回復する問題と思われます。
しかし、新興国投信の積立は変えてもいいかもしれません。
新興国投信も、長い目で見れば上昇し続けています。
しかし、デフォルトが起きたら全世界株指数などに比べると下落幅が大きいと思われます。
中国の指数「上海総合指数」を見たら、2015年のチャイナ・ショック時、指数は約40%下落し、いまだにその値に戻れていません。
また、僕が購入している「SBI新興国株式インデックスファンド」も、構成比率の4割が中国です。
これらの銘柄以下のような対策もありです。
4-1:積立を継続する
長い目で見れば成長すると踏んで、積み立て続けるのも一つの対策です。
積立額を減らす等をするよりはオススメです。
4-2:積立額を減らし(orやめる)、タイミングを図って一括購入
個人的には積立を継続することがオススメですが、半年〜1年のスパンで見たら下げ(暴落)の可能性に賭け、積立て額を減らす(orやめる)のも有りです。
恒大問題が起きたら、下げ幅を見てナンピン買いを計画しておきます。
過去の暴落を参考に、10%〜50%の範囲で計画するのがよいと思います。
恒大問題が何もなければ、減らした積立て額はどこかで一括購入する計画を立てましょう。
5:個別株に関して、アイデアを考えておく
過去の暴落(リーマンショックやチャイナ・ショック)時のチャートを見て、買う個別株を検討しておきます。
例えば、日本の通信株なども下落するとは思いますが、業績はほぼ影響ないと思われますのでいずれ株価は戻ると考えられます。
過去の下落幅を見て、「何%下がったら買う」ということを考えておくといいですね。
また、恒大株を少額購入もありです(非推奨)。
恒大の株価は現在、最高値から1/10程度、年初来1/5程度で購入できます。
もしデフォルトをうまく回避出来れば、3〜5倍程度は株価上昇を見込めるのではないでしょうか?
あのアップルも、あと90日で潰れる企業というレッテルを貼られていた時期がありました。
少額なら逆張りをしてみるのも有りかもしれませんね
6:気持ち的な対策
気持ちの持ちようも重要です。
例えば、「今は株、投信の合計額が○○万だけど、20%程度は下がるかもしれんから◎◎万円までは下がるかもな…」と事前に考えてたら暴落が起きても落ち着いて対処できます。
要は下手な狼狽売りを防ぐ方法です。
まとめ
暴落は今後も必ずある出来事ですが、しっかりと準備をしておけば大丈夫です。
過去の暴落を参考にし、資産比率を調整しておくことが一番の対策だと考えます。
調整後に以下の比率になるように整えます。
A:主に高いパフォーマンスを期待するもの
株、社債、通貨、不動産
資産比率は40%~60%
B:主にポートフォリオの値動きを安定させるもの
国債、現金
資産比率は20%~40%
C:AやBとは異なる値動きをし、全体のパフォーマンスを高め、安定させる目的のもの
コモディティ、ビットコイン、その他
資産比率は20%~30%
他にも以下のような対策が考えれます。
・インデックス投信(アメリカ株式や全世界株式)の積立は継続
→長い目で見ればたまにある下げと割り切って積立を継続
・インデックス投信(新興国)は積立額などを調整
→中国の比率が高い投信は、一時的に購入する金額や、積立をやめることも検討
・個別株のアイディアを考えておく
→過去の暴落時のチャートを研究し、どれくらい下がったら買うなどのプランを考えておく
・気持ち的な対策
→どれくらい下がるかを把握しておけば、気持ち的には落ち着いていられます。結果的狼狽売りを避けられます。
僕は、コロナショックで大きな下げを経験しました。
その時は何も対策をしていなかったので、焦って狼狽売りをしそうになりましたが、「総悲観は買い!!」という気持ちで色々な銘柄を購入し、結果的には上手くいきました(笑)
しかし、毎日10%以上株価が動く状況が、生きた心地がしませんでした。
2か月程度で回復して本当に良かったと思っていますが、事前に対策を考えておけば生きた心地はしていたでしょう
今後暴落があっても、過去の歴史から考えて上手に振舞えると思っています。
気持ちの持ちようは大事ですね!!
